東芝は、「セレクタブルOS」を採用した16型ワイド液晶搭載のノートPC「dynabook TX」を発表した。発売は7月中旬を予定しており、店頭予想価格は160,000円前後となる。
セレクタブルOSとは、最新CPUのパワーと4GBのメモリをフルに使用できる64bit版Windows Vistaを使用するのか、従来の資産を継承しやすい32bit版Windows Vistaを使用するのかを、初回起動時に選択できるというもの。リカバリイメージも両方のものが入っている。
主な仕様としては、CPUがIntel Core 2 Duo P8700(2.53GHz)でチップセットはMobile Intel GM45 Express。メモリは4GBでHDDは400GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチ。16型ワイドの液晶の解像度は1,366×768ドット。OSはWindows Vista Home Premiumとなる。
その他の機能としては、USB2.0×4(うち1基はeSATA共用)、HDMI出力、i.Link、ブリッジメディアスロット、ExpressCard/34スロット、IEEE802.11b/g/n無線LAN、10/100/1000BASE-T有線LANなどを装備する。
サイズは約W383×D267×H34.5~38.5mmで、重量は約2.8kg。バッテリ駆動時間は約1.3時間となる。
カラーバリエーションはリュクスホワイト、プレシャスブラック、スウィートピンクの3色展開。プレシャスブラックのみ、Office Personal 2007搭載モデルもラインナップする。こちらの店頭予想価格は160,000円台半ば。