KDDIは2日、au携帯電話端末の6機種で、SSLサイトで大きなファイルアップロードを行うと時々接続が切断されるなどの不具合があると発表した。同社ではこれらの端末を対象に、無線ネットワークを利用したソフトウェア更新機能「ケータイアップデート」の提供を開始した。

ソフトウェア更新の対象となるのは、カシオ製「W63CA」、日立製「W63H」、シャープ製「W64SH」、ソニー・エリクソン製「Premier3」、東芝製「W62T」「W64T」の6機種。これら全ての機種について、SSLサイトで大きなファイルアップロードを行うと時々接続が切断される場合がある不具合が確認された。

また、「Premier3」を除く5機種では、EZweb利用中に電源のリセットやキー操作を受付けない状態になる場合があるほか、「W63CA」「W63H」「W64SH」の3機種については、アラームが鳴動しない場合があることが確認された。

また、「W63CA」「W63H」に関しては、ムービー撮影後、キー操作を受付けない状態になる場合があることを確認。

その他にも、「Premier3」で、文字入力するとフリーズもしくは電源がリセットする場合があること、電池残量レベルが正しく表示されない場合があることが確認されている。

KDDIでは、これらの事象を解消するためのソフトウェア更新機能「ケータイアップデート」の提供を開始した。操作手順については、以下のサイトを参照。

au携帯電話の「ケータイアップデート」についてのお知らせ(2009年7月2日)