岩井証券は、参入を表明していた取引所外国為替証拠金取引「大証FX」について、取り扱い日の延期を決定した。同社は当初、大証FXが開始される7月21日より取り扱いを開始すると公表していた。
同社によると、取引システムを委託していたエフ・エックス・プラットフォームから「提供するシステムについて注文処理能力の不足が懸念され、かつ、稼動予定日までにこれを解決することを確約できないため、システムの提供を中止する」との通知があったことを受け、延期を決定したという。
取り扱い延期を受け、同社は「当社での大証FX取引を心待ちにされていたお客様には、多大なご迷惑をおかけすることになり心よりお詫び申し上げます。当社は、今後速やかにシステム提供会社を吟味、選定し、取扱い開始に向け全力を傾注する所存でございます。開始時期が決まり次第直ちにホームページにてご案内申し上げますので、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます」とサイト上で述べている。