英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は9月29日から、ロンドン・シティ空港初となる長距離線を運航する。路線はロンドン・シティ(LCY) - ニューヨーク(JFK)間を結ぶ直行便で、土曜日を除く週6便でスタートし、10月中旬以降は1日2便に増便するとしている。
ロンドン・シティ空港は、ロンドンの市街地に近く、ビジネスマンの利用が多い空港。今回就航する路線では同空港から離陸できる機材で、もっとも大きなエアバスA318型機を使用する。便名にはコンコルドが2003年までヒースロー - JFK間を運航していた時の「もっとも権威ある便名」(同社)として、BA001、BA002などを使用。32ある座席はすべてビジネスクラス仕様でフルフラットベッドになるシートを採用しており、インターネットへの接続環境も整っている。
ロンドン・シティ発の往路では、給油のためアイルランドのシャノン空港を経由するが、その際に同空港で米国の入国・通関手続きができるようにした(復路は直行)。また、チェックインは出発15分までとし、ラウンジ機能を持つ専用の出発ゲートも設置するなど、利便性や快適性の向上を意識したさまざまなサービスが展開される予定だ。
ロンドン・シティ(LCY) - ニューヨーク(JFK)線運航スケジュール
| 便名 | LCY発 | JFK着 |
|---|---|---|
| BA001 | 12:40発 | 17:50着 |
| BA003 | 16:00発 | 20:25着 |
| 便名 | FK発 | LCY着 |
| BA002 | 18:30発 | 7:05着(翌日) |
| BA004 | 21:50発 | 0:25着(翌日) |
| ※BA003、004は10月中旬から就航予定 | ||
