Nielsenが公開したハードウエアメーカーのWebサイト調査によると、2009年5月のトップは5,572万のユニークビジターを集めたApple公式サイトだった。

調査対象となったハードウエアメーカー・サイト全体の2009年5月のユニークビジター数は7,010万。これは2008年5月の5,730万から22%増となる。この数字だけを見ると景気減速の影響を感じさせない好結果と言えるが、Appleが2位のHewlett-Packard(2,129万)を倍以上も引き離しており、業界全体の動向には当てはめにくい。

  1. Apple (5,572万)
  2. Hewlett-Packard (2,129万)
  3. Dell (1,683万)
  4. Sun Microsystems (341万)
  5. Nintendo (221万)
  6. Xbox (191万)
  7. Gateway (185万)
  8. MagicJack (181万)
  9. Intel (165万)
  10. IBM (161万)

Nielsenによると、Apple.comは1人あたりの平均滞在時間が1時間14分と非常に長く、同サイトは数・時間の両方でライバルを圧倒した。この結果にはiPhone新製品登場への期待という、タイミングが大きく影響したと同社は分析している。iPhone 3GSが発表された6月8日の週に、iPhoneがブログで取り上げられた数は前週から1,226%増だった。一度急激に下降するが、13日を境に19日の発売日に向けて再び急上昇し始めた。ネット上でのAppleの話題は、製品発表や発売をピークに激しく上下動する。