レノボ・ジャパンは1日、Netbook「IdeaPad」の新シリーズとして、「IdeaPad S10-2」を発表した。従来モデル比で薄型・軽量化されているほか、モノグラムをあしらった天板の採用など、デザイン性も高めている。発売は7月4日。価格はオープンだが、店頭予想価格は45,000円前後。
クイック・スタート機能や、マルチタッチ機能、ロングバッテリライフ、低発熱な内部デザインといった従来モデルS10eの特徴を引き継ぎつつ、さらなる改良を施した新製品だ。薄型・軽量化やデザイン性の向上のほかにも、キーボード、タッチパッドのサイズが従来モデルより大きくなっており、使い勝手が改善している。
主な仕様は、CPUがIntel Atom N270(1.6GHz)、チップセットがMobile Intel 945GSE Express、メモリ容量が1GB(最大2GB、空きスロット無し)、HDD容量が160GB。ディスプレイはLEDバックライト付きの10.1型WSVGA(1,024×600ドット)光沢液晶。OSはWindows XP Home Edition SP3。主なインタフェースはUSB 2.0×3ポート、4in1メディアカードリーダ、D-Sub、IEEE802.11b/g 無線LAN、100BASE-TX 有線LAN、130万画素WEBカメラなど。S10eと異なり、Bluetooth、ExpressCardスロットは装備しない。
本体サイズはW258×D195×H18~42mmで、重量は約1.2Kg。バッテリタイプは6セルリチウムイオンで、バッテリ駆動時間は約6時間(JEITA測定法による)。本体のカラーバリエーションはシルバーグレー、パールホワイト、ローズピンク、ランプブラックの4色で展開する。