米id SoftwareがiPhone/ iPod touch用の"一人称視点シューティング(FPS)"ゲーム「DOOM Resurrection」の提供を開始した。単なる移植ではなく、Doomの世界を引き継ぎながら、iPhone/ iPod touch向けにシナリオが書き起こされ、また独自の操作機能を備えた新作となっている。言語は英語のみで、App Storeでの価格は1200円。対応環境はiPhone OS 2.2.1以上。
舞台は、実験をコントロールできなくなった火星の遠隔調査施設。プレイヤーは海兵隊員の視点で、ライフルやショットガン、チェーンソーなどの武器を駆使して地獄の住人と戦い、そして戦いに終止符を打つ謎解きに挑戦する。火星6レベル、Hell2レベルの合計8レベルだ。
DOOM Resurrectionではプレイヤーが自由にステージ内を動き回れず、一定のコースを直線的に進む形になる。タッチスクリーンのモバイルデバイスを考慮した設計と思われるが、従来のDoomとはシューティング感覚が異なる。
画面の右下をタップして射撃、右上でリロード、左上で武器を変更する。アクセラメータを使った動きで照準を合わせ、敵に襲いかかられたら頭を攻撃される前にデバイス本体を振ってはらい落とすなど、iPhone/ iPod touchならではの操作を楽しめる。id Softwareはグラフィックスに関して、「息をのむような仕上がり」とアピールしている。