リードテック ジャパンは30日、従来は2枚構成だった基板デザインを新たに1枚構成へ変更した新バージョンのNVIDIA GeForce GTX 295カード「WinFast GTX295 (V2)」を発表した。発売は7月初旬。価格はオープンだが、店頭予想価格は60,000円前後。
GeForce GTX 295は、単体のグラフィックスカードにGPUを2基内蔵し、協調動作させることで、NVIDIA史上最高のパフォーマンスを実現するという製品。今回の新バージョンの製品では、前述の基板デザインの変更により、冷却ユニット内部のエアフロー効果が向上し、冷却効率が改善しているとされる。
主な仕様は、基板デザインの変更以外は従来製品と同様で、コアクロックは576MHz、シェーダクロックは1,242MHz、メモリクロックは1,008MHz(データレート2,016MHz)。メモリはGDDR3で、容量は1,792MB、接続バス幅は896bit(448bit×2)。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。ブラケット部の出力端子はデュアルリンクDVI-I×2(デュアルリンク、HDCP対応)で、DVI→HDMI変換コネクタも付属。