ASUSTeK Computerは30日、高い性能が特徴の10.2型ミニノートPC「N10J」シリーズにおいて、CPUとGPUを、それぞれ最新のIntel Atom 280、NVIDIA GeForce G105Mへと強化した新モデル「N10Jb」を発表した。発売は7月中旬。価格は59,800円。

さらに高性能になった「N10Jb」

利用シーンに応じて、低消費電力なチップセット統合GPUとパワフルな外付けGPUでグラフィックス機能を切り替え可能であるなど、一般的なミニノートを超える性能を実現する製品コンセプトは従来モデルと同様。CPU/GPU以外のハードウェア仕様は基本的には従来モデルを踏襲している。

N10Jbの主な仕様は、ディスプレイがCPUが10.2型WSVGA(1,024×600ドット)液晶、CPUがIntel Atom 280(1.66GHz)、チップセットがMobile Intel 945GSE Express+ICH7-M、メモリが1GB DDR2-667 SODIMM×1(空きスロット無し)、HDDが160GB SATA 5,400rpm。グラフィックスはチップセット統合がIntel GMA 950、外付けがNVIDIA GeForce G105M。

ネットワーク機能は1000BASE-T 有線LAN、IEEE802.11b/g/n 無線LAN、Bluetooth Version 2.0+EDR。ほか主なインタフェースはD-Sub×1、HDMI×1、USB 2.0×3、ExpressCardスロット34×1、カードリーダ、オーディオ入出力、130万画素WEBカメラなど。内蔵スピーカには米Altec LansingTechnologies社のステレオスピーカを採用している。

OSはMicrosoft Windows XP Home Edition SP3。本体サイズはW276×D195×H29~37mmで、重量は約1.55kg。バッテリはリチウムイオンバッテリで、駆動時間は約6.41時間。本体カラーはシャンパンゴールド。

Microsoft Office Personal 2007(2年間ライセンス版)を搭載する「N10Jb Office搭載モデル」も同時発売する。ハードウェア仕様は同じ。こちらの価格は69,800円。