映画『MW-ムウ-』の公開直前イベントが29日、都内で行われた。女子大生を招いての特別試写会の後にMCが特別ゲストを呼び込むと、現れたのはNON STYLE。玉木宏や山田孝之が登場すると思っていたであろう客席からはあからさまなため息が漏れた。
「玉木さん来ると思ったでしょ! そこそこの若手芸人が来ましたよー!」とテンションの高いNON STYLEの2人の衣装は劇中での玉木と山田風。石田のサングラスは実際に玉木がかけたもので、井上の牧師服も山田が袖を通した一着だという。
イベントでは、映画のワンシーンを再現する演技テストが行われた。この演技を女子大生が合格と判定すれば、「イケメン宣伝隊長」に任命されるとあって、玉木演じる結城と山田演じる賀来が対峙するシリアスなシーンを熱演。見事過半数の票を得てタスキを獲得したが、実はシナリオでは票が集まらず、タスキの「イケメン」部分をマジックでつぶして贈呈される予定だったとか。
「イケメン」の称号を手に入れた井上は「吉本男前ランキング3位ですから! でもイケメン発言すると必ずブログが炎上するんで勘弁してください」と及び腰だった。
囲み取材では玉木が吉高由里子との交際を認めたタイミングだけに、質問は石田の同棲報道関連に集中。「玉木さんとの共通点といえば白い衣装の他に……恋のお話ですよね!」と水を向けられると「食いついていただきましたか! ありがとうございます!」と、彼女の両親への挨拶、上京の有無まで自身のプライベートを語り始める石田。
結婚に関しては「まだ若輩者ですから、来年再来年に安定期を迎えてから……」ということだが、「次に引っ越したら同棲始めた、と思っていただいてけっこうです!」と断言。質問は映画のことでお願いします、と映画会社の担当者に注意を受けるも、石田自ら「でも今僕のことに食いついてもらってるんでね!(笑)」とほとんど同棲の話に終始した。
玉木さんにライバル意識は? と無茶ブリされるも、「そうですね! やっぱ同い(年)ですし、どっちが先に……みたいな」と臆面もなく答える様子を見かねて井上が「玉木さん俺らのこと知らんかもしれんやろ! そんな知らないヤツにどっちが先かとか言われてもむこうがご迷惑や!」と諫める場面も。
30日18時現在、石田のブログは本人の予想通り炎上中。火だねはイケメン発言というよりも、映画のPRイベントにも関わらずほとんど作品に触れなかったことにあるようだ。
『MW-ムウ-』は7月4日ロードショー。