1994年にアーケード版が登場して以来、ワールドワイドで高い支持、そして評価を得るバンダイナムコゲームスの3D対戦格闘「鉄拳」シリーズ。個性豊かなキャラクターやスピード感溢れる格闘アクション、そしてキャラクターごとに作り込まれた魅力あるゲームストーリーが人気の本シリーズから、プレイステーション 3/Xbox 360/プレイステーション・ポータブル向けに、最新作となる『鉄拳6』が2009年秋にリリースされる。
家庭用「鉄拳6」は業務用の「鉄拳6 BLOODLINE REBELLION」がベースとなっている。シリーズおなじみの定番キャラクターはもちろん、新キャラクターも多数登場。シリーズ史上最大のキャラクターラインナップを誇り、さらに各キャラクターがそれぞれ個別の技およびコンボを備える。映像面ではシリーズ史上かつてないリッチなビジュアル体験として、シリーズの中でも特に動きに追求した衝撃的なフルタイムの可変型モーションブラーエフェクトにより実現されるという。
そのほか、ステージは破壊可能な壁や床により新たな闘いのフィールドが広がり、戦略性の高いバトルが楽しめる。『鉄拳6』で史上最高の「The King of the Iron Fist Tournament」をじっくりと堪能しよう。
魅力あふれるキャラクターが登場
登場キャラクターは「鉄拳」シリーズの人気を支える大きなポイント。まずは、『鉄拳6』に登場する新キャラクター3人を紹介しよう。
●LEO (レオ)
格闘スタイル / 八極拳◆国籍 / ドイツ◆年齢 / 19歳
世界的に有名なスペランカーである父と、G社の幹部である母の間に生まれたレオ。レオがまだ幼い頃、尊敬していた父が探査中に行方不明になってしまうという不幸に遭うものの、父と同じ探検家になる事を目指し、やさしい母の下で明るく真っ直ぐな性格に成長していった。
しかし幸福な日々は、母が何者かに殺されるという事件によって突然の終焉を迎える。悲しみに暮れ、塞ぎ込んでいたレオであったが、警察が説明もなしに捜査を打ち切ってしまった事で、自らの手で真相を突き止める決意をするのであった。
やがて地道な調査を続けていく中で、G社の三島一八という男の存在が浮かび上がってくるが、現在G社は世界を救う英雄として持てはやされており、一八に近づく事は容易ではなかった。そんな折、三島財閥が The King of Iron Fist Tournament という格闘大会を開くというニュースが流れる。
その大会に一八が直接参加すると知ったレオは、これが仇を討つ唯一無二のチャンスだと判断し、大会へ参加するのであった。
●ZAFINA (ザフィーナ)
格闘スタイル / 古代暗殺術◆国籍 / 不明◆年齢 / 23歳
古代王朝時代から脈々と続く、禍祓いの一族に生まれたザフィーナ。優れた霊感を持ち、幼少の頃から王家の墓を守護する戦士として育てられたザフィーナは、数年前、一族が守っていた陵墓が異国の武装集団によって襲撃される事件が起きた際、一人で武装集団を壊滅させ、以来一族の長老の命による暗殺を一手に請け負うようになっていた。
一方、表ではその霊感を生かし占星術師として活動を行っていたが、最近になって全ての占いに凶兆が現れるようになってしまう。日に日に大きくなる胸騒ぎに駆られ、ザフィーナが長老に助言を求めると、長老は限られた者のみ伝えられるという古代の伝承を語り始めるのであった。それによると、世界を揺るがす二つの凶星が接触を果たす事で、一族が代々守ってきた魔の封印が解かれ、世界は滅亡するのだという。
話を聞き終え、長老の意を汲み取ったザフィーナは、今世界を揺るがしている二つの凶星を滅ぼすため、凶星が集うであろう遥か東方の地を目指して旅立つのであった。
●BOB (ボブ)
格闘スタイル / フリースタイル空手◆国籍 / アメリカ◆年齢 / 27歳
強くなることに対し、非常にストイックなボブ。子供の頃から格闘技の天才としてもてはやされ、その引き締まった体と整った顔立ちからファンも多かった。しかし体格の大きい相手にはどうしても勝つことができず、『ウェイトとパワーを増やしつつもスピードを保つ』という極めて難しい肉体改造に着手するため、表舞台から姿を消した。
それから数年に渡る肉体改造を終え、ボブは帰ってきた。しかし以前のボブを知る者は、彼のあまりの変貌ぶりに驚愕と落胆、失笑を隠せなかった。端整な姿は影も形もなく消えうせ、ただ太っただけに見えたためである。ボブはそんな周囲の反応など気にも留めず、「スピード、パワー、ウェイト、全てにおいてパーフェクトだ。正に究極の肉体の完成だ!」と、自分の体に非常に満足気であった。
そして機が熟した判断したボブは、己の肉体を試すため、有名な格闘技大会である The King of Iron Fist Tournament に出場することを決意するのであった。
これまでのシリーズに登場したキャラクターたちももちろん参戦する。今回はその一部のキャラクターのバトルシーンを紹介しよう。
●BEAK DOO SAN (ペク・トー・サン)
国籍 / 韓国◆格闘スタイル / テコンドー
●GANRYU(巌竜)
国籍 / 日本◆格闘スタイル / 相撲
●KING(キング)
国籍 / メキシコ◆格闘スタイル / プロレスリング
●LILI(リリ)
国籍 / モナコ◆格闘スタイル / 我流
●MOKUJIN(木人)
国籍 / 不明◆格闘スタイル / 木人拳
●PAUL PHOENIX(ポール・フェニックス)
国籍 / アメリカ◆格闘スタイル / 柔道をベースとした総合格闘技
シナリオキャンペーンモードを搭載
「シナリオキャンペーンモード」は、アナログスティックでの直感的な移動と十字キーによる鉄拳コマンドを駆使したハイブリッド操作となっており、キャラクターがこん棒、銃、火炎放射機を含む、武器を使用した操作をしながら複数のステージを楽しむことができる『鉄拳6』の家庭用新オリジナルモード。アイテムを集めることでキャラクターをカスタマイズ・強化することが可能で、一人でのプレイに加え、友だちとのオンラインプレイにも対応している。
「風間仁」のエクストラスチュームデザインをCLAMPが担当
『鉄拳6』では、キャラクターカスタマイズシステムもパワーアップ。そんな中、人気創作集団「CLAMP」が、『鉄拳6』に登場する「風間仁」のエクストラコスチュームデザインを担当することが明らかになった。
PSP版のスクリーンショットを紹介
『鉄拳6』はプレイステーション 3やXbox 360といった次世代据え置き機だけではなく、携帯ゲーム機であるプレイステーション・ポータブル向けにもリリースされる。ここでは、PSP版のスクリーンショットを紹介しよう。
ゲームタイトル | 鉄拳6 |
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対応機種 | プレイステーション 3 Xbox 360 プレイステーション・ポータブル |
ジャンル | 3D対戦格闘 |
発売予定日 | 2009年秋 |
価格 | 未定 |
審査予定 |
(C)1995-2009 NBGI ※画面はすべて開発中のものです。 |