アビーは、同社電源ユニットのフラッグシップモデルとなる新シリーズ「Supremer」から2モデル、定格出力1,200W/ピーク出力1,350Wの「AS-1200B-SR」および、定格出力1,000W/ピーク出力1,150Wの「AS-1000B-SR」を発売した。価格はオープンだが、同社直販サイトでの販売価格はそれぞれ39,800円、35,800円。

「Supremer」シリーズの新モデル

ともにATX12V Ver.2.3準拠/SSI-EPS12V準拠の電源ユニット。電源変換効率の高さを示す80PLUS BRONZE認証を取得した製品。また、搭載されるすべての電解コンデンサに耐久性・安定性に優れる105℃電解コンデンサを採用し、特にDC出力平滑回路には、厳選された日本製105℃電解コンデンサのみを搭載している。同社によれば、電圧変換時に生じるリップルノイズを大幅に抑制したほか、160,000時間(MTBF)の長寿命を実現しているという。

高性能システムをストレスなく稼動させる「デュアルトランスフォーマ」の採用も特徴。一般的な電源ユニットでは、+12Vをはじめ、+5V、+3.3Vなどマシンが要求するすべての出力を1つのトランスフォーマにより生成するのに対し、Supremerは最高品質のトランスフォーマを2つマウントしたデュアルトランスフォーマを採用している。

従来のハイエンド電源から引き続き、「クールタイマー」や「ターボパワースイッチ」も備えている。冷却ファンはオリジナル静音12cmファン「NANO TEK FAN」。各種ケーブルは着脱可能なイージープラグシステム。

コネクタ構成は、両モデル共通で、24(20+4)ピンメインパワーコネクタ×1、8(4+4)ピンATX12Vコネクタ×1、8ピンEPS12Vコネクタ×1、8(6+2)ピンPCI Expressコネクタ×3、6ピン PCI Expressコネクタ×3、4ピンVGA補助電源コネクタ×1、SATAコネクタ×10、4ピンペリフェラルコネクタ×8、FDDコネクタ×2、4ピンファンコントロールコネクタ×2、3ピンファンコントロールコネクタ×2。