ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、新開発のエンジンを搭載しスタイリングを刷新した「ニューレンジローバーヴォーグ」と「ニューレンジローバースポーツ」の予約注文を開始、11月より発売を開始する。共に5Lエンジンを搭載し、NAモデルとスーパーチャージャー搭載モデルが用意される。価格は753万円-1553万円。

ニューレンジローバーヴォーグ

ニューレンジローバースポーツ

いずれも業界初となるセンターマウントのスプレーガイデッド・ガソリン噴射システムや、トルク駆動独立デュアル可変カムシャフトタイミングを採用し、歴代最高のパワーとトルクとともに、従来モデルに比べ燃費とCO2排出量共に約7%減少したという。出力/トルクは、スーパーチャージャー搭載モデルが510ps(375kW)/625Nm、NAモデルが375ps(276kW)/510Nmとなった。

外観では、ヘッドランプとテールランプにLEDが採用された。また、フロント、リアエンドをよりモダンな印象に刷新したという。ニューレンジローバーヴォーグでは、クラシカルな外観の中に現代的なディテールを盛り込み、新デザインのフロントグリルやフロントバンパーを採用した。ニューレンジローバースポーツでは、高品質な素材を採用して質感を向上し、高級感を演出しているという。ダッシュボードはスイッチ類が減らされ、LEDの間接照明が採用されている。そのほか、独自開発のテレイン・レスポンスシステムや、ヒル・ディセント・コントロールを向上し、走破性、コントロール性を高めているという。また、スーパーチャージドモデルには車両の挙動を予測して適切なダンパー設定を連続的に行うアダプティブ・ダイナミクス・システムを搭載する。

ニューレンジローバーヴォーグには、ドライバーがナビゲーション画面を見ている間に、助手席ではDVDで映画などを楽しめるデュアルビュー・タッチスクリーン・ディスプレイやHDDナビゲーションシステム、360度ビューが可能なサラウンドカメラシステムなどを採用した。また、インストルメントパネルにはパーソナライズが可能なTFT液晶を搭載した「バーチャルインストルメントパネル」を備える。

ニューレンジローバースポーツインストルメントパネル