エムエスアイコンピュータージャパは26日、Intel Core i7対応ATXマザーボードの新製品として「X58 PRO-E」を発表した。同日より出荷を開始する。価格はオープンだが、店頭予想価格は24,000円前後。

「X58 PRO-E」

チップセットはIntel X58 Express+ICH10R。従来モデル「X58 PRO」の派生モデルで、マルチグラフィックス技術への対応が強化され、ATI CrossFireXおよびNVIDIA 3-way SLIに両対応している。

バックパネル部

ほか、高効率電源回路「DrMOS」と、OSを問わず電源フェーズ数を自動最適化する「APS」、OC設定が可能なディップスイッチ「Easy OC Switch」、USBメモリのファイルを呼び出してBIOS更新が可能な「M-Flash」の搭載などが特徴。また、キャパシタはすべて固体タイプで、チョークコイルもシールドタイプを採用している。

■主な仕様
対応CPU Intel Core i7
QPI 4.8GT/s、6.4GT/s
チップセット Intel X58 Express+ICH10R
メモリ アンバッファードDDR3 SDRAMスロット×6基(最大容量24GB)、DDR3 1333/1066/800MHz対応
拡張スロット PCI Express (2.0) x16×3(x16+x16+x4)、PCI Express x1×2、PCI×2
ストレージ SATA 3Gb/s×6ポート(ICH10R)、SATA 3Gb/s×1ポート(JMB363)、eSATA×1ポート(JMB363)、ATA×1ポート(JMB363)
RAID ICH10R 0/1/5/10(ICH10R)
ネットワーク 1000BASE-T×1(RTL8111C)
サウンド HDオーディオ対応(ALC889)
その他 USB2.0×6ポート(+ピンヘッダにより6ポートの拡張が可能)、IEEE1394×1(+ピンヘッダにより1ポートの拡張が可能)