「Band-in-a-Box 17 Windows」

イーフロンティアは、自動作曲・伴奏作成ソフトウェアの最新版「Band-in-a-Box 17 Windows」を、7月24日に発売する。価格は1万3,440円。また、より多くのデモソングや音楽スタイルを収録した「Band-in-a-Box 17 Windows MegaPAK」(DVD版、2万6,040円)、「Band-in-a-Box 17 Windows EverythingPAK」(HDD版、4万9,800円)も同時発売する。

同製品は、自動作曲・伴奏作成の定番ソフトとして世界中で愛され続けている自動音楽生成ソフトウェア。コード進行と音楽のスタイルを指定するだけで、ドラム、ベース、ギター、ストリングス、ピアノ、メロディ、ソロなど、各パートの伴奏を自動的に作成可能。同様のコード進行の場合でも、音楽スタイルやパターン、拍子、テンポを変更することにより、自動作曲のバリエーションは無限に広がるという。同製品の音源には、スタジオミュージシャンの実際の演奏を録音して作成した「リアルトラック」と「リアルドラム」を搭載。MIDIトラックとの併用も可能で、コード進行も自由自在だという。

「Band-in-a-Box 17 Windows」画面

オーディオファイルからコード進行を自動検出する「オーディオコードウィザード」を搭載。MP3、WAV、WMAなどのオーディオファイルを読み込み、コード進行やテンポ、キー、チューニングの分析を自動的に行い、「Band-in-a-Box」のコードシートに書き込むことが可能。読み込んだオーディオファイルは、「Band-in-a-Box」の小節線に合わせて再生できる。また、全く白紙の状態からコード、メロディ、イントロ、ソロ、曲名まで1曲丸ごと作る機能「メロディスト」、曲中のソロパートを自動生成「ソリスト」、オーディオ録音、楽譜表示・印刷など、DAW初心者にも便利な機能を多数搭載している。

オーディオファイルからコードを自動検出。誰でも簡単に既存楽曲の構造を分析可能

48トラックのシーケンス機能をもったアプリケーション「RealBand」を搭載。Band-in-a-Boxと同様の作曲機能があるとのこと。Band-in-a-Boxで作った曲を、イベントリストやピアノロールウィンドウで編集して、より完璧に作り込むことが可能

通常版とMegaPAK版には、作曲に役立つコードブック付きもある。「通常版コードブック付き」は1万4,490円、「MegaPAK版コードブック付き」は2万7,090円。