自分のものも他人のものも、気になるのはやはり「口臭」―。江崎グリコが22日に発表した「いまどきの口臭事情」に関する調査結果で、8割の人が自分や他人の口臭を気にしていることがわかった。調査は5月20日と21日の両日、全国の20代~50代の800名を対象にインターネットで実施した。
調査結果によると、「日頃気になる他人のニオイ」と「日頃気をつけている自分のニオイ」を複数回答で聞いたところ、他人のニオイでは1位「口臭」(82.0%)、2位「汗臭さ」(66.8%)、3位「たばこ」(60.5%)という結果となった。また、他人のニオイでは、「わきが」(55.0%)より「香水」(57.1%)を気にする人が多いというのも特徴的なものとなった。
自分のニオイで気をつけているものは、他人のニオイの項目同様、1位が(口臭)(77.8%)。2位「汗臭さ」(72.4%)、3位「足・靴下」(40.6%)と続き、自他ともに「口臭」が気になることがわかった。
注目すべきは、自分の口臭を「とても気になる」とした人のうち32.7%の人が他人の口臭が気になることが「よくある」と回答し、他人の口臭が「よく気になる」とした人も、約半数の49.1%の人が自分の口臭が気になることも「よくある」と答えている点だ。この2つの結果から、自分のものでも他人のものでも、いったん口臭が気になり始めると過剰に意識して気にしてしまう傾向があることが窺える。
自分の口臭が「とても気になる」人の他人の口臭が気になる頻度と他人の口臭が「よく気になる」人の自分の口臭を気にする程度--江崎グリコ調べ |