総務省が26日発表した5月の全国消費者物価指数によると、変動の激しい生鮮食品を除く総合指数(2005年=100)は100.5(前年同月比1.1%減)で、3カ月連続で下落した。

データが比較可能なデータ1971年以降、過去最大の下落率だが「昨年はガソリン高で、ガソリンなどのエネルギー関連項目が上昇していることから、今回の数字はその反動によるもの。水準としてはそれほど大きく変動はしていない」(総務省統計局)としている。前月比では0.2%の下落となった。

消費者物価指数は、全国の消費者世帯(家計)が購入する商品やサービスの価格を指数化し、総合的な物価の変動を捉えるもので、総務省が毎月発表している。