フォートラベルはこのほど、同社が運営する旅行総合情報サイト「旅行のクチコミサイト フォートラベル」会員を対象に「2009年夏休みの過ごし方アンケート」の調査を実施し、調査結果を発表した。同調査は6月11日~14日に、3,154名にメールアンケートを送付して行われ、1,232名から回答を得た。
「夏休み期間中一番長い休暇日数」をたずねたところ、平均休暇日数は7.3日。最も多い休暇日数は「5日間」(26.3%)で、「9日間」(19.9%)、「4日間」(9.6%)が続く結果となった。また、夏休みの過ごし方別に平均休暇日数を分析すると、「海外旅行」予定者は8.7日、「国内旅行」は6.5日、「帰省」は6.7日と、海外旅行予定者の休暇が圧倒的に長いことが分かった。
「夏休みの過ごし方」の問いでは、1位に「海外旅行」(30.0%)、3位に「国内旅行」(21.1%)が入るなど、出掛ける予定(海外旅行、国内旅行、帰省、日帰り旅行)のある人が全体の62.2%を占めた。一方で「まだ決めていない」(23.9%)の回答が2位にランクイン。その理由としては「休みが決まらない」「予算が合わない」などの答えが寄せられ、条件が定まらず夏の過ごし方を決めかねている人も多いことが分かった。
「海外旅行」を予定している人は、「韓国」「中国」などのアジア、「バリ」「ハワイ」などのビーチリゾートに加え、燃油サーチャージの撤廃による影響からか、ヨーロッパ方面の人気も高いことが分かった。また、「国内旅行」へ出掛けるとした人のコメントでは、北海道や沖縄など遠方へ出向く人が多くみられ、69.2%の人が新型インフルエンザの旅行計画への影響については、「影響はない」と回答していた点からも、「飛行機」の利用予定者がGWの同様の調査結果よりも増える結果になりそうだ。