突如もたらされたマイケル・ジャクソンの訃報に、世界中が哀悼の意を示している。マイケルの兄で、マイケルと共にジャクソン5のリードボーカルを務めたジャーメイン・ジャクソンは、報道陣に聞こえるようなため息を何度もつきながら最愛の弟の死について声明を発表した。

「耐え難いことですが……、私の弟は6月25日木曜の午後2時26分に死亡しました。マイケルが自宅で心肺停止したとき、自宅には主治医がいたため心肺の回復措置を行ったそうです。駆けつけた救急隊員、緊急搬送された病院では後は何人もの医師が約1時間に渡り蘇生を試みましたが、そのまま逝ってしまいました」。

アーティスト仲間や、マイケルを尊敬する著名人からも続々とコメントが届いている。

マライア・キャリー

「本当に打ちのめされています。彼は音楽界に比肩する者のない貢献をしました。彼の代わりになるようなアーティストは決して現れないでしょう。彼の星は永遠に輝き続けます」

マドンナ

「悲報に涙が止まりません。私は常にマイケル・ジャクソンを尊敬していました。世界は偉大な才能を失ってしまったけれど、彼の音楽は永遠に生きていくでしょう。私の心は彼の3人の子供たちと家族と共にあります。神の祝福を」

ジャスティン・ティンバーレイク

「今は言葉が見つかりません。この深い悲しみをどう表現したら良いのか……。我々は永遠に失ってしまったんです。ポップ・ミュージック界だけじゃない、音楽界すべてが誇る本当の天才を。彼は世代を超えてインスピレーションを与え続けました。彼と共にステージに立ったあの瞬間、そして彼から学んだことをずっと大切にしていきたい」

リサ・マリー・プレスリー

「とても悲しんでいます。家族のためにも子供のためにも悲しいことです。悲劇的な喪失です」

リサ・マリーは元妻で、エルヴィス・プレスリーの娘。1994年に電撃結婚した。

ライザ・ミネリ

「彼は歴史上最も偉大なエンターテイナーの1人でした。私は彼を心から愛しています。私のこれからの人生にマイケルがいないことが本当に寂しい」

マイケルは2001年、ライザに彼女の将来の夫となるデイヴィッド・ゲストを紹介し、キューピッドとなった。

シェリル・クロウ

「東京では一緒にディズニー・ランドへ行ったんです。私が気持ち悪くなるくらいいろんな乗り物に乗り倒していました。(チンパンジーの)バブルスもツアーへ連れて行っていましたね。彼は本当に才能あふれる人間でした。本当に、現実とは思えません。今回のツアーにもプレッシャーを感じていたようです。ここ数年はいろいろな問題を抱えていましたし……。多くのファンと同様に私も悲しみを感じています」

セリーヌ・ディオン

「実感が沸きません。この悲劇に圧倒されています。私にとってマイケルは生涯のアイドルでした。小さいときは彼のポスターを飾っていたんです。いつも尊敬していました。 同じショウビジネスの世界に入って、いつか会いたいと思っていました。初めて会ったときはとても緊張しましたが、彼は本当に優しくてサインをした帽子をくれたんです。彼の存在は特別でした。まだ死を受け入れることはできません」

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