オリエント時計は25日、1976年に発売された万年カレンダー(フル表示カレンダー機能)モデル第1号の復刻版「オリエント FUKKOKU SERIES(復刻シリーズ) 万年カレンダーモデル」を7月11日に発売すると発表した。同製品には、文字盤の色がブルー、グリーン、ブラウンの3タイプが用意され、価格はいずれも3万3,600円。
万年カレンダーは、1カ月分のカレンダーを文字盤に表示する機能。ケースの2時位置にある隠しボタンを月に1度押すことで、曜日表示部が回転して曜日合わせが行える仕組みとなっている。時計全体の外観や質感などは当時のモデルを忠実に再現しながら、動作機構には最新技術が採用されているとのこと。
その他の主な機能は、21石の自動巻を採用し最大巻上げ時の駆動時間は40時間以上。5気圧の日常生活用強化防水、ルミナスライトを装備。バンド及びケース素材はステンレススチール、ガラスはクリスタルガラスを使用。ケースのサイズは縦42.5mm、横40mm、厚さ12.3mm。また、特典として同社歴代モデルと当時の広告など掲載したミニリーフレットと、発売当時と同じデザインの復刻ボックスが付属する。
「FUKKOKU SERIES」は、1950年の同社創業から開発されてきた各時代を代表する個性的なモデルを、最新技術によって現代に復刻させたシリーズ。今回発売される同製品は、「オリエントスター Dynamic」「KING MASTER」に続く復刻版となる。