お笑いコンビのTKOが24日、都内映画館で行われた出演映画『蟹工船』の特別試写会の舞台挨拶に出席した。
映画初出演の作品となった『蟹工船』をPRするため、宣伝隊長に就任していたTKOは舞台挨拶に立ち、木下は「この映画を見て、皆さんも勇気をもらって下さい!」とアピール。木本も「ワンポイントじゃなくてガッツリ出てますから!」と自ら売り込んだ。同席したSABU監督からは「間がいいですね! 次の作品にも出演してほしい」と絶賛されるも、続けて「文句言わずにチラシを配ってくれるから……」とポツリ。実は、試写会が行われた映画館の入り口で、TKOが観客たちにチラシ配りを行っており、木本も「労働者の映画ですけど、ここまで来て労働させられるとは思いませんでしたよ(笑)」と苦笑い。さらに「監督から、『労働者と芸人としての苦労がリンクしたから』という起用理由を聞いて素直に喜べませんでしたね(笑)」とエピソードを明かした。
また、共演者で、蟹工船の船内で労働者を酷使する監督を演じた西島秀俊の話に及ぶと木本は「殴られるシーンでは、西島さんから『思いっきりいきますよ』と言われたんですが、本当に鉄パイプで思いっきり叩かれましたから。西島さんはドSですね(笑)」と語っていた。