グーグルは6月19日(日本時間)、同社の地図サービスAPI「Google Maps API」が日本国内のルート案内(Driving Directions)に対応したと発表した。これまでルート案内は国外のルートのみ対応だったが、このたびついに国内ルートに対応した運びとなる。Google Japan Blogでは、リリースにあたりAjax APIs Playgroundを使ったコードとサンプルが紹介されている。

デベロッパ用の充実した機能/豊富なドキュメントが揃うGoogle Maps APIに、またひとつ強力な機能が加わったことになる。同機能が国内対応することを待ち望んでいたユーザも多いのではないだろうか。本稿ではこのルート案内の使い方を簡単に紹介しよう。

まずはアカウントを取得

Google Maps APIの利用には、あらかじめ利用規約に同意しAPIキーを取得する必要がある。まだAPIキーを取得していない方は、あらかじめGoogle Maps API登録ページでAPIキーを発行しておこう。

Google Maps API登録ページ。ページ下部に登録フォームがある。登録には利用規約に同意のほか、使用するWebサイトのURLを登録する必要がある

APIキーを取得して、さっそく利用開始だ。