ナナオは、ベゼル幅の狭さが特徴的な「スリムエッジ」シリーズ新製品として、24.1型ワイドWUXGA(1,920×1,200)IPS液晶ディスプレイ「FlexScan SX2462W」を発表した。同社オンラインショップ「EIZOダイレクト」での価格は104,800円。発売日は8月10日。
FlexScan SX2462Wは、鮮やかなグリーンや明るいシアンといった繊細な色表現が可能なAdobe RGBカバー率98%、NTSC比102%の広色域に対応した液晶ディスプレイ。輝度と色度を画面上の各ポイントで測定して画面全体で均一になるように補正することで、大画面で起こりやすい輝度ムラや色度ムラを抑えて画面全体を均一に美しく表示する同社独自の「デジタルユニフォミティ補正回路」や立体感豊かな動画映像を再現するオーバードライブ回路、16bit内部演算処理と12bit-LUTによる優れた色再現性を特長としている。また、アナログ、デジタルいずれの信号にも対応したDVI-I入力端子2ポートにくわえてDisplayPortを1ポート備え、DisplayPort入力では10bit(約10億7374万色)表示を可能とした。
また、同社独自の自動調光機能と温度センシング機能を搭載し、常に安定した表示を維持するほか、表示内容に合わせて最適な画面に簡単に設定できるFineContrast機能、低解像度表示でも縦横比を維持できるアスペクト比固定モード、いつでも画面の明るさを快適に保つAuto EcoView機能などが用意されている。さらに、カラーマッチングツール「EIZO EasyPIX」、色覚シミュレーションソフトウェア「UniColor Pro」に対応している。
仕様は、画素ピッチは0.270mm、視野角が水平・垂直共に178度、コントラスト比は850:1、応答速度は13ミリ秒(黒→白→黒)、5ミリ秒(中間階調域)。
本体サイズはW566×D230×H456~538mm、重量は約10.7kg(スタンド部含む)。カラーはブラック、セレーングレイの2色。入力端子はDisplayPort×1(HDCP対応)、DVI-I×2(HDCP対応)。2ポートのUSBハブ機能を備える。スタンドは、昇降幅は82mm、縦回転は右回り90度、チルトは上40度、スウィーベルは右35度、左35度。