同製品は、VSLの圧縮技術により、総容量500GBを50GBまで圧縮したという、膨大なライブラリ容量を持つ

クリプトン・フューチャー・メディアは、大容量ライブラリを搭載したVienna Symphonic Library(VSL)製グランドピアノ音源「VI VIENNA IMPERIAL/STANDARD」を2009年7月1日に発売する。価格は9万4,500円(6月30までのプレオーダー価格は8万7,150円)。

同製品は、VSLのCEUS(自動演奏機能)テクノロジーを駆使して正確かつ綿密にサンプリングされた「Bosendorfer Imperial 290-755」のサウンドを収録。そのサンプル数は、1鍵あたり1,200サンプル(最大100段階のベロシティ)という膨大なものとなっている。録音はVSLが誇る特設レコーディングスタジオ「サイレントステージ」にて、3カ所のマイクポジションから約2カ月かけて行われたとのこと。また、音符の長さに合わせた複数のリリースサンプルや、ペダルアップ、ペダルダウンなどの共鳴音(レゾナンス)も搭載し、よりリアルな演奏を再現することが可能だ。OSは、Windows XP/VISTA 32bit/VISTA 64bit/Windows7、Mac OS X 10.5以降に対応する。なお、本製品の使用には「VIENNAキー」(別売)が必須となっている。

同製品は、1鍵につき1,200サンプルと最大100段階のベロシティレイヤーを収録。アコースティックピアノの名機Bosendorferと同様、皇帝の名に恥じないピアノ音源となっている