NTTドコモは、FOMAユビキタスモジュール「FOMA UM02-KO」および「FOMA UM02-KO専用アダプタセット」を、26日より発売すると発表した。

同製品は、自動販売機や家庭のガスメータなど、さまざまな機器に組み込むことでFOMAパケット通信を利用可能にするもの。無線を用いたソフトウェア更新が可能なので、外部装置に組み込んだ状態で最新のソフトに更新できる。これにより購入後も、ユーザーは最適な環境で本装置の利用が可能。

FOMA UM02-KO

FOMA UM02-KO専用アダプタセット

また、ユーザーから故障などの問い合わせをした場合、ドコモが遠隔から本装置の状態を確認することができる遠隔監視機能を搭載。さらに、各種DoPa mobile Arkシリーズ、DoPaユビキタスモジュールを利用中のユーザーがFOMAモジュールへ移行する際には「DoPaエミュレート機能」でサポート。外部装置の仕様変更などの、ユーザー負担の作業が軽減できる。

利用イメージ

販売方法は、全国のドコモ法人営業部門およびパートナー企業によるシステム販売にて。同社では今後も、マシンコム市場の更なる活性化を図っていくとしている。