手のひらサイズの「携帯型熱中症計」

日本気象協会は26日、熱中症の危険度ランクをLEDランプとブザーで知らせる「携帯型熱中症計」を発売する。コンパクトで気軽に使える熱中症計として、屋内外でのスポーツ時や職場環境、生活環境などにおける熱中症予防に活かすことを目的としているという。販売先は気象神社Webのオンラインショップ「てるてる君ショップ」のみで、26日の10:00から販売開始の予定。価格は1,050円。

同商品は、日本気象協会独自の計算手法により、計測した気温と湿度から熱中症指標値(WBGT近似値)を算出。熱中症の危険度を「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の5ランクで表示し、このうち「厳重警戒」と「危険」はそれぞれ異なるブザー音が鳴る仕組みだ。

電源が入っている間は気温と湿度を常時表示するほか、必要がない時にはブザーをオフにできるスイッチが付属する。また、電源ボタンを押して10秒後に自動的に電源が切れる省エネ設計となっているとのこと。携帯に便利なストラップ付きで、電源はボタン電池を使用。

持ち運びに便利なストラップ付き