日本銀行は24日、5月の企業向けサービス価格指数(2000年平均=100、速報値)を発表した。企業向けサービス価格指数は、企業間で取引されるサービスの価格に焦点を当てた物価指数で、企業間で取引される商品(モノ)を対象とした企業物価指数とは対をなす。
企業向けサービス価格指数は前年比3.0%減の92.4。8カ月連続のマイナスとなった。この低下率は、1985年の調査開始以来最大。部門別にみると、運輸(前年度比10.7%減)、広告(同6.6%減)、情報サービス(同1.3%減)、金融・保険(同0.5%減)などで、前年同月比を割り込んだ。
次回の公表日は7月27日。