マーケティング支援を行うビルコムは23日、携帯ニュースサイトに特化した戦略PRサービス『モバイルPR』の販売を開始したと発表した。
モバイルの普及率が9割を超え、携帯ニュースサイトの利用経験者も77.0%を超える(MMD研究所 携帯ニュースサイトに関する利用動向調査)など、携帯ニュースサイトの影響力が高まっている。特に、10代と20代の携帯サイトの接触時間は、1日あたり46.3分(博報堂DYメディアパートナーズ メディア定点調査)となり、新聞と雑誌を上回る結果となっている。
一方、モバイルを対象にした企業のプロモーション活動は、企業が発信主体者となるバナー広告やテキスト広告などが中心で、「客観的に情報を伝達するPRサービスはなかった」(ビルコム)。
ビルコムでは、こうした状況を受け、モバイルニュースサイトに特化した戦略PRサービス「モバイルPR」の販売を開始した。
同サービスでは、ポータルサイトニュースコーナー、SNSニュースコーナー、新聞社系ニュースサイト、専門ニュースサイトなど、40以上の携帯ニュースサイトへのアプローチが可能。携帯ニュースサイトの報道特性・情報波及構造を踏まえた、PR戦略を構築する。
さらに、20社以上の取引実績で蓄積したWebPRのノウハウを活用し、「高い確度でニュース波及を仕掛けることが可能」(ビルコム)。プレスリリース、企画提案を通じてWebメディア・モバイルメディアにアプローチし、掲載記事、掲載件数などの活動結果を収集し、実施効果を測定するとしている。