モスフードサービスは7月7日、100円台のハンバーガー2種を全国の「モスバーガー」店舗にて発売する(一部店舗を除く)。発売となるのは「ハンバーガー」(160円)と「チーズバーガー」(190円)。また同日より、おまけ付きの子供向けセットメニュー「モスワイワイセット」2種も全店舗で販売する。発売に際し、6月23日に都内で発表会が行われた。
今回発売となる「ハンバーガー」「チーズバーガー」は、通常のハンバーガー商品のパティと比較し、重量を3/4にしたスクエアタイプのパティを使用するという。これにより、低価格を実現した。さらに、このパティを2枚重ねた「Wハンバーガー」(260円)と「Wチーズハンバーガー」(290円)も7月7に発売となる。4商品の登場により、現行の「ハンバーガー」「チーズバーガー」「Wハンバーガー」「Wチーズハンバーガー」は7月6日で終売となる。
同社が100円台のハンバーガー商品を販売するのは、1985年以来24年ぶりとのことで、発表会でモスフードサービス代表取締役社長の櫻田厚氏は、「既に発表となっている下位価格帯(ライトゾーン)のサイドメニュー『スティックチキン』『モスのえびフライ』『十勝コロッケ』と共に、単品でもプラス1品のアイテムとしても楽しんでいただける商品」と語った。
「モスワイワイセット」は、同社が初めて本格投入する子供向けメニュー。発売となるのは「モスワイワイハンバーガーセット」(440円)、「モスワイワイチーズバーガーセット」(470円)の2種で、ハンバーガーにフレンチフライポテトSサイズ、ドリンクSサイズ、おまけがセットになっている。なお同セットに付くバーガーは、7月7日に発売となる「ハンバーガー」や「チーズバーガー」からマスタードとオニオンを抜き、ケチャップのみのシンプルな味付けに仕上げたものとなる。
同セットの登場により、同社オフィシャルサイト内に「モスワイワイこどもラボ」を新設。「モスワイワイセット」商品やおまけに対する思いを発信する仮想研究所で、初代所長にはママさんタレントの辻希美さんが就任した。また、新キャラクター「モッさん」も登場となり、「『モスワイワイセット』と共に『モッさん』も育てていきたい」(モスフードサービスマーケティング部リーダー・宮本めぐみ氏)としている。なお、おまけ第1弾としてはパズルとビーチボールを用意し、1セットにつき1種の選択が可能とのこと。
「モスワイワイセット」のおまけ第1弾となるパズルとビーチボール |
「"お子様市場"は500億円市場といわれています。『モスワイワイセット』の展開により、弊社で1割程度の50億円を占められれば」(櫻田氏)と目標額を設定した。