今回イベントが行われた、渋谷駅構内のイベントスペース。週末の渋谷駅とあって若者を中心に多くの人が足を止め、新しい機種の説明を受けたり、触り心地を確かめたりしていた

東芝は20日と21日の2日間、au携帯電話の新製品「T002」のデビューイベントを、渋谷駅構内のイベントスペース、渋谷ranKingranQueenにて開催した。

イベントスペースには実機に触れることができるタッチ&トライのコーナーが設けられ、6台の同機種が用意された。また、人気占い師サトリーヌ・FUJIWARA氏と、カリスマ・デコリスト松山絵美氏がT002の関連イベントに参加。若い女性に支持されている両氏とあって、会場に特設されたブースには多くの参加者が訪れていた。

渋谷ranKingranQueenに設置してある大型ディスプレイには、若い世代に人気の読者モデルが出演したT002のPR映像と前後して、FUJIWARA氏のタロット占いの紹介映像とQRコードが表示された。このQRコードを携帯電話で読み取ると、FUJIWARA氏の携帯サイト「サトリーヌ タロット占いの館」にアクセスでき、今日の運勢を無料で占ってもらえるという仕組みだった。当たりが出るとFUJIWARA氏のブースで実際にタロットカードを使った占いをしてもらえるか、松山氏による無料デコ電が当たるという特典もあった。

映像内のQRコードを携帯電話で読み取り、占ってみたところ筆者の運勢は、「今日は欲張りな1日になりそう」だった。占いの結果は、映像の放映時間や入力された生年月日などにより異なったものが出た

タッチ&トライのコーナーには、携帯のイメージに合わせたコスチュームに身を包んだスタッフたちが待機

用意された6台の機種はモックアップではなく、いずれも実機だった

サトリーヌ・FUJIWARA氏のブースは壁で囲まれたスペースにあり、渋谷駅構内の雑踏の中でも参加者が落ち着いて占いをしてもらえる配慮がなされていた

デコ電体験コーナーで、カリスマ・デコリストの松山絵美氏に手持ちの携帯電話をデコレーションしてもらう一般の参加者

当日は松山氏の新作も10台以上並べられ、巧みな技に見入る通行者も見受けられた。今回発売されたT002は、「フラットな面が多いので、デコレーションに最適」(同氏談)という

イベントを企画した東芝の広告部国内広告担当部長代理の荒井孝文氏によれば、今回のイベントはT002の購買層である女子高生・女子大生・OLにターゲットをしぼり、若い女性に人気の占いやデコ電などのコンテンツを取り入れたという。実際、FUJIWARA氏、松山氏のブースは女性の参加者に非常に好評だった。また、デコ電のようなアレンジをするときに注意したいのが、接着剤が携帯端末に入り込んでしまうことが原因の故障。T002は、携帯の各パーツがしっかりと密着して作られている防水ケータイなので、そうした面でも安心してデコレーションできる、という話だった。