芸能人の結婚報告記者会見でも、よく報道陣が問いかけている質問「子どもは何人ほしい?」。その質問に対して、日本フィナンシャル・プランナーズ協会がこのほど発表した「20代のライフプランニング意識調査」では、結婚を希望する20代男女2,012人の56.2%が「2人ほしい」と回答した。
続いて多かったのは「3人」(17.6%)で、「特に考えていない」(13.0%)、「1人」(7.9%)と続いた。「子どもはほしくない」は3.1%、「4人以上」は1.8%にとどまった。年収別でみると、年収が高くなるほど「2人」と回答した割合が高くなった。また興味深いのは、経済的負担が増えるだろう「3人」、「4人以上」と答えたのは年収の低い人ほど多く、「1人」と答えたのは年収の高い人ほど多かったことだ。
一方で、子どもの教育費に使うことを目的とした預貯金について、全体(3,756人)の約半数である46.8%は「特に考えていない」と回答。「預貯金等はしていない(する予定はない)」のは既婚者で16.3%、未婚者で13.0%と1割強おり、同協会は「結婚し、子どもがほしいと考えてはいても、教育費に関しては無計画か」と分析している。