ASUSTeK Computerは、NVIDIA GeForce GTX 285搭載グラフィックスカードの新製品として「ENGTX285/HTDI/1GD3」を発表した。独自仕様のキャパシタを新採用することで、性能強化を図ったモデル。出荷開始は6月下旬。価格はオープンだが、店頭予想価格は43,000円前後。
抵抗が少なく安定した電力特性を持つ独自キャパシタ「Super ML Cap(Super Multilayer type Polymer Capacitor)」の採用により、基本性能を強化。特にオーバークロック性能に優れるとされており、リファレンス比で最高330%のオーバークロックマージンがあるという。また、リファレンス比で最高15度低いというGPU発熱の少なさも特徴とされる。
主な仕様は、コアクロックが648MHz、シェーダクロックが1,476MHz、メモリクロックが1,242MHz(データレート2,484MHz)。メモリタイプはGDDR3 SDRAMで、容量は1GB、接続バス幅は512bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I×2(デュアルリンク、HDCP対応)、HDTV×1で、DVI→HDMIとDVI→D-Subの変換アダプタも付属する。