コレガは、USBポート搭載無線LANルータ「CG-WLR300GNH」シリーズを発表した。ラインナップは、ルータ本体のみの「CG-WLR300GNH」、無線LAN USBアダプタセットモデル「CG-WLR300GNH-U」、無線LANカード セットモデル「CG-WLR300GNH-P」。CG-WLR300GNHが価格9,975円で6月下旬発売、CG-WLR300GNH-Uが13,440円で7月上旬発売、CG-WLR300GNH-Pが14,490円で7月上旬発売となっている。
「CG-WLR300GNH」
CG-WLR300GNHは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10/100/1000BASE-T対応有線LANに対応した無線LANルータ。ダブルチャンネル機能により理論値300Mbpsの高速通信に対応し、送信2本×受信2本の内蔵Wパワーアンテナでデータ分割・送受信を行える。また最大2つのSSIDを利用できるマルチAP機能を備えており、SSIDごとに独立してセキュリティを設定可能。無線LAN接続規格WPS(Wi-Fi Protected Setup)を採用しており、ボタン1つで機器接続設定を完了できる。
本体前面にUSB 2.0ポートを装備しており、USB接続HDDやUSBメモリをつなぐことで、iTunesサーバ/ファイルサーバとして利用可能。ネットワーク下のPC同士でデータを手軽にデータ共有を行えるようになる。
利用できるセキュリティ設定は、SSID(IEEE802.11/ID文字列による識別)、WEP(64/128bit)、WPA-PSK(パーソナル)、WPA2-PSK(パーソナル)、WPA-EAP(エンタープライズ: IEEE802.1X認証)、WPA2-EAP(エンタープライズ: IEEE802.1X認証)、TKIP/AES(WPA/WPA2の設定内に含む)。ステルスAP、MACアドレスフィルタリングほか、無線端末/有線端末間および無線端末間での通信を有効/無効を設定できるワイヤレスパーティション機能を備えている。
そのほか、LEDの点灯/消灯をコントロールできる「エコピタLED消灯モード」、空きポートを自動検知し電力送出を自動調整をする「パワーセービング機能」を備えており、電力消費を最大29.1%抑えられる。任意の時間を指定して無線の電波を停止させる「無線スケジュール停止機能」も搭載。「インターネットアクセス制限機能」では、無線/有線で接続されているPCごとにスケジュールを設定し、任意のPCのみ夜間のインターネット接続を制限するといったことも可能。
インタフェースは有線LANポート×5、USB 2.0×1。サイズはW160×D153×H28mm、重量345g。
「CG-WLR300GNH-U」
CG-WLR300GNH-Uは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN USBアダプタ「CG-WLUSB300GNM」がセットとなったモデル。CG-WLUSB300GNMは、高速無線通信技術「MIMO」に対応し、送信・受信側の両方に複数アンテナを利用する。WPS(Wi-Fi Protected Setup)に対応し、セキュリティ設定にWPA/WPA2 EAPを使用可能。
CG-WLR300GNH-UのサイズはW28×D11×H91mm(キャップ含まず)。重量20g(キャップ含まず)。USBフレキシブルケーブルを同梱している。
「CG-WLR300GNH-P」
CG-WLR300GNH-Pは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN PCカード(CardBusタイプ)「CG-WLCB300GNM」がセットとなったモデル。CG-WLCB300GNMは高速無線通信技術「MIMO」に対応し、送信・受信側の両方に複数アンテナを利用する。WPS(Wi-Fi Protected Setup)対応。セキュリティ設定にWPA/WPA2 EAPを使用可能。
CG-WLCB300GNMのサイズはW54×D123×H9mm。重量44g。