米CodeWeaversは17日、Windows API互換レイヤーの最新版「CrossOver 8.0」を発表した。動作環境はMac OS XとLinux、Intel製CPUを搭載したハードウェアで動作する。スタンダード版とプロ版が用意され、同社オンラインストアでの価格はスタンダード版が39.95米ドルより、プロ版が69.95米ドルより。
CrossOver 8では、コードベースにWine 1.1.18を採用。新たにInternet Explorer 7とQuicken 2009、Photoshop CS2がサポートされるアプリケーションに加えられた。Microsoft Office 2007、特にOutlookのパフォーマンスも大幅に改善されている。QuickTime 7やAcrobat 5 / 7における動作の不具合も修正された。