貴金属ジュエリーの老舗「GINZA TANAKA」では18日より、純金製ビアジョッキを販売する。参考価格は500万円(金税込小売価格3,125円 / gの場合)。

純金製ビアジョッキはビール500ccが注げるサイズで、24金850gが使用されている。モチーフとなっているのは日本の夏を演出する"竹"。竹の幹を水平に割ったかのような形状の本体部分に、筍をイメージした持ち手が付いている。また、GINZA TANAKAの工芸技術が駆使されており、本体部分の表面には荒らし光沢、内面には鏡面仕上げが施されているほか、持ち手部分には熟練の職人の手作業により、筍の皮模様が彫られている。

純金製ビアジョッキと黄金色の扇子。今年の夏は金で涼を味わってみては?

純金製ビアジョッキ。高さは約13.5cm、直径約10cm

金は熱伝導率が高いため、暑い夏に冷たいビールを注げば、急速に冷えた純金製ビアジョッキのできあがり。ビアジョッキの外側に水滴が付着し、見た目にも涼しさを味わえるという。

このほか、GINZA TANAKAでは夏の涼を楽しめる新作が登場。26日より金箔地の黄金色の扇子、20日より18金製・銀製つりがね型風鈴が販売される。

黄金色の扇子は、京都に古くから伝わる伝統技術と金沢の金箔生産技術を取り入れて創作された商品。金閣寺に使用されている金箔と同様に高い純金含有率(94%)の素材が使われているとのこと。サイズは全長約22cm、桐箱入りで価格は2万円。

金箔地の表面に対し、黒色の和紙に龍の透かし模様を施した裏面が重なり合い、金の華やかさと龍の勇ましさとが融合され、格式高い印象が特徴

つりがね型風鈴は、伝統的なつりがね型の丸みを帯びたフォルムに鏡面仕上げが施され、シンプルなデザインながら貴金属の高貴な輝きが際立つ。価格は18金製風鈴(約35g)が20万円、銀製風鈴(約24g)が1万2,000円。また同じくつりがね型で、表面に横縞が入ったタイプの銀製風鈴(約60g)も1万2,000円で提供する。

写真左からつりがね型の18金製風鈴(直径約2.5cm×高さ約3.4cm)、つりがね型の銀製風鈴(直径約2.5cm×高さ約3.4cm)、横縞の銀製風鈴(直径約3cm×高さ約4cm)