パナソニックは17日、ライカDCバリオ・エルマリートレンズを搭載したスタンダードクラスのコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-FS7」を発表した。発売は7月3日で、価格はオープン。推定市場価格は22,000円前後。
同カメラは、DMC-FS6の後継機で、光学式手ブレ補正・高感度・動き認識によるトリプルブレ補正、カメラが被写体の顔の有無、距離などの様々な情報から撮影状況に合ったシーンを自動で判別・設定する「おまかせiA」、フラッシュを使った、暗い場所での人物撮影などに起こりがちな「赤目現象」を自動で検知し、撮影と同時にデジタル補正する「デジタル赤目補正」機能などを搭載している。
主な変更点は有効1010万画素(DMC-FS6:810万画素)と2.7型液晶モニター(DMC-FS6:2.5型)の採用。高画素化により通常連写が3コマ/秒から2.3/秒へとやや減少しているが、高速連写モードでは5.5コマ/秒から6コマ/秒へとややアップしている。そのほかバッテリーがDMW-DCC4からDMW-BCF10に変更されており、CIPA規格による撮影可能枚数が約360枚から約400枚へとアップしている。
ターゲットユーザーである若年ユーザーに好まれるビビッドなブルー、グリーン、ピンク、シルバーの4色をラインナップした。
主な仕様は、1/2.5型有効1010万画素CCD、焦点距離:5.5-22.0mm(35mm判換算: 33-132mm)、23万ドット2.7型TFT液晶モニター、ISO感度:ISO 80-1600(高感度モードでは最高ISO 6400)、内蔵メモリー約50MB、充電式リチウムイオンバッテリー、サイズ97.0(W)×54.4(H)×21.7(D)mm、重量117g(本体のみ)。