名古屋鉄道は7月11-12日、7000系による「ありがとう パノラマカー 第5弾イベント」を実施する。7000系パノラマカー白帯車(4両組成)に、かつて特急車両として活躍した7700系(2両組成)を白帯車に戻して連結するという。
白帯塗装が復活する名鉄7700系 |
7700系は特急列車の増結用、および分割して支線へ特急を直通させるために作られた車両とのこと。「他の車両と連結するという目的のため、特急仕様でありながら展望室は作らず、前面に別の車両と行き来するための貫通路を設置した」(同社)。車体性能は7000系パノラマカーと同じで、かつては白帯車として特急列車で活躍したという。現在は白帯は外され、主に三河線の各駅停車として運行しているとのこと。
イベント列車は、7000系白帯車のパノラマカーに7700系の白帯車を連結した6両編成。両日とも常滑線大同町駅10:46発、知多新線の内海駅で折り返し、名古屋本線金山駅に14:16に到着する予定。この列車に乗るには「白帯列車 重連1DAY」乗車券が必要となる。「白帯列車 重連1DAY」は大人3,500円、小児1,750円で、6月27日から7月10日まで名鉄のサービスセンターで発売する。販売枚数は両日とも300名限定とのこと。