調査会社のマクロミルは、首都圏に住む会社員を対象に行った朝の行動の実態調査の結果をこのほど公表した。調査は、2009年6月1~2日にかけて、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県の20~50代の会社員・公務員の男女を対象に実施。合計500件の有効回答を集計した。
その結果、全体の58.2%が「夜型」と回答。男女別では、夜型生活者の割合は男性56.1%に対して、女性62.8%と女性のほうが高く、年代別では20代の64%を筆頭に、若い世代ほど夜型傾向にあることがわかった。
一方、夜型生活者のうち全体の65.6%が「朝型に変えたい」と回答。その理由では「規則正しい生活を送りたいから」(73.3%)、「健康・美容によさそうだから」(67.5%)の回答が圧倒的に多かった。
また、朝の時間を趣味や健康、知識の向上などのために有効活用する"朝活"について、現在「実行している」人は15%、「これから始めたい」と答えた人は19%となり、6割以上が朝型にしたいと思っているものの、実行している人は少なく、始めたいという人も少ないという結果に。"朝活"の内容は、実行している人もこれから始めたい人も「最新のニュースのチェック」が最多。以下、「外国語や資格取得のための個人的な勉強」「読書」「ウォーキング・ジョギング」といった回答が続いた。