「ヌーブレラ」装着例 : ナップサックのように背中にしょって装着する

アウェイカーズが5月に発売した米ヌーブレラ社の次世代傘「ヌーブレラ」が話題を呼んでいる。"強風でも折れない傘"を目指して開発された同商品は、従来の傘とは異なったドーム型の形状となっており、背中に装着して手ぶらで使用することができるという文字通り次世代の傘だ。

同商品に採用した頭部全体を覆うドーム型デザインは、向かい風が傘の周りを通り過ぎていくため傘が折れる心配がなく、同時に高い防寒性もあるという。背中に装着するので両手がフリーになるほか、視界を確保するなど安全性にも考慮した。サイズ調整と折り畳みが可能で、ボタンを押してハンドルを引くと傘が開き、ショルダーサポートで肩と脇に固定して使用する。

ラインナップは前部が透明ポリウレタンで後部が黒いナイロンの「ヌーブレラ ブラック」と、全体が透明ポリウレタンの「ヌーブレラ クリア」の2種類。価格はともに1万2,600円。取り扱いはWebサイトでの通販と一部店舗となっている。

「ヌーブレラ ブラック」

「同」折り畳み時

ヌーブレラ社創業者のアラン・コフマン氏は、強風と大雨の中、傘が次々と反れる様子を観察している時にアイデアが浮かび、5年をかけて同商品を開発したという。「たまたま観察していたら問題を見つけ、その問題を解決する方法を思いついただけです」と同氏は話している。