モバイルリサーチを展開するネットエイジアは9日、モバイルのEコマースについての意識調査結果を発表した。これによると、モバイルのEコマースで購入したことのある商品は、「DVDやCD」が43.9%で最多、「サプリメントや医薬品」は4位だった。
調査は、10代~40代の男女を対象に、5月27日~28日にモバイルリサーチにより実施。800人から有効回答を得た。
同調査ではまず、PCとモバイルのインターネット、どちらを使う時間が長いかについて質問。「PC」と回答した人(PCメインユーザーと設定)は全体の49.1%、「モバイル」と回答した人(モバイルメインユーザーと設定)は50.9%という結果となった。
さらに、モバイルのインターネットを使っての商品購入経験について聞いたところ、PCメインユーザーは41.2%、モバイルメインユーザーは57.5%が「モバイルのインターネットで商品を購入したことがある」と回答した。
モバイルでのEコマースを利用したことがあると回答した人に対し、どのような商品を購入することが多いのかを複数回答形式で聞いたところ、「DVDやCD」と回答した人が43.9%、2位は「書籍」で34.6%、3位は「洋服」で27.8%だった。
6月1日に施行された改正薬事法に定める「第1類」「第2類」の医薬品のネットでの販売を規制する厚生労働省の省令が問題となった医薬品については、「サプリメントや医薬品」が「チケット」と同率(24.2%)の4位となった。5位は「日用品」で23.0%だった。
また、モバイルEコマースを利用したころがあると回答した人に、モバイルEコマースを利用する際に、いくつくらいの比較サイトを閲覧するのか尋ねたところ、全体平均は1.7サイトであることも分かった。