東日本旅客鉄道(JR東日本)は20日、企画乗車券「ツーデーパス」を発売する。指定エリアにおける同社鉄道路線の普通列車(快速列車含む)自由席のほか、周辺の私鉄5社などが2日間乗り放題となる。料金は大人5,000円(大人の休日倶楽部会員3,500円)、学生3,500円、小児2,000円。

「ツーデーパス フリーエリア」(クリックで拡大)

指定エリア「ツーデーパス フリーエリア」は、首都圏のJR東日本路線を中心に、中央本線の下諏訪駅、上越線の六日町駅、東北本線の郡山駅、只見線の西若松駅などを含む広大な路線網。東北新幹線、上越新幹線、長野新幹線や在来線特急列車は別途特急券を購入すれば乗車できる。

さらに、会津鉄道(西若松駅-会津田島駅)、北越急行(六日町駅-まつだい駅)、上田電鉄、鹿島臨海鉄道、富士急行の各路線と、東京湾フェリー(久里浜港-金谷港)、京浜急行バス(久里浜駅・京急久里浜駅-久里浜港)も乗り放題。フェリーとフェリーを連絡するバスを組み込んだことで、東京湾を一周する旅もできるという。また、フリーエリア内の駅レンタカー営業所でSクラスを1日2,000円で利用できる(要予約)。

利用期間は7月20日~8月31日の毎日、9月5~6日、12~13日、19~23日、26~27日のうち連続する2日間。販売場所は指定エリアのJR東日本みどりの窓口、指定席券売機、びゅうプラザ、提携販売センター、営業販売センター及び主な旅行会社。ただし、「大人の休日倶楽部会員用」は旅行会社では発売しない。また、学生用を購入する場合は学生証や免許証など年齢が確認できるものが必要とのこと。