Opera Softwareは8日(ノルウェー時間)、携帯電話向けのWebブラウザ最新版「Opera Mobile 9.7」のベータ版をリリースした。同社Webサイトよりダウンロードできる。Windows Mobile端末で利用できる。
Opera Mobile 9.7は、ネットワークトラフィック圧縮を利用した高速化技術「Opera Turbo」、最新のレンダリングエンジン「Opera Presto 2.2」など、PC向けWebブラウザで搭載した最新機能を導入し、全体の速度と性能を改善。これらの機能を導入したことで、Webページの表示が最大で25%高速になり、「高度な3G携帯電話よりも高速かつリッチなWebブラウザを体験できる」(同社)という。
アドオンとして「Opera Widgets」用のマネージャ「Widget Manager」と「Opera Widgets SDK」も提供する。Managerを利用すれば、お気に入りのサービスやTwitterなどのプリインストール済みウィジェットに1クリックでアクセスできるという。
このほか、Webアプリケーションのオフライン機能「Google Gears」、3Dグラフィックスの標準技術「OpenGL ES」にも対応している。