Mozilla Foundationは8日 (米国時間)、Firefox次期バージョン「Firefox 3.5 Preview」を公開した。動作環境はWindowsとMac OS X、およびLinux。Firefox 3.5 Beta 4のユーザ向けに、自動アップデート機能経由で提供される。

謎のバージョン「3.5b99」が出現、アップデートが促される

今回のリリースは、4月に公開されたFirefox 3.5 Beta 4のアップデート版。9日現在、Webサイト上にバイナリパッケージへのリンクは設定されず、Firefox 3.5 Beta 4の自動アップデート機能経由で更新可能という異例のリリースとなっている。ヘルプメニューから「ソフトウェアの更新を確認」を実行すれば、手動でもアップデートできる。

十分な検証作業を終えていないことから、Mozillaではこのプレビュー版をリリース候補版と受け取らないでほしいと説明している。近日中にリリース候補版の公開も計画されており、公開され次第アップデートが開始されるとのこと。

Webフォントを利用した「Firefox 3.5 Preview」のウェルカムページ