イー・モバイルは8日、同社が提供するデータ通信サービスに新たな割引メニュー「年とく割2」を追加し、電話サービス「データ定額オプション」の下限額を値下げすると発表した。
年とく割2は、1年間の継続利用を条件に月額利用料を割り引くサービスで、7月1より提供を開始する。「データプラン」「スーパーライトデータプラン」「データプラン21」「スーパーライトデータプラン21」契約者で、「ベーシック」を選択したユーザーが利用できる。スーパーライトデータプランを選択して、年とく割2を利用すれば月額利用料の下限額が580円になる。
データプラン21とスーパーライトデータプラン21は、年とく割2と同じく6月8日に新設された料金プラン。同社が8月上旬より提供を開始する受信最大を21Mbps(理論値)のHSPA+サービス向けのプランとなる。
年とく割2を利用するには、申し込みが必要だが、一度申請すれば解除しない限り1年単位で自動更新される。更新月以外で解約した場合は、契約解除料として6,300円請求される。ただし、既存の「年とく割」契約者が年とく割の解除と同時に「年とく割2」に申し込んだ場合、契約解除料は発生しない。年とく割2を利用した際の月額料金は下記の通り。
現行サービス | データプラン | スーパーライトデータプラン | 契約解除料 |
---|---|---|---|
ベーシック | 5,980円 | 2,000~5,980円 | ― |
年とく割 | 4,980円 | 1,000~4,980円 | 3,150円 |
年とく割2 | 4,580円 | 580~4,980円 | 6,300円 |
21Mbpsサービス | データプラン21 | スーパーライトデータプラン21 | 契約解除料 |
ベーシック | 6,980円 | 2,000~6,980円 | ― |
年とく割 | 5,980円 | 1,000~5,980円 | 3,150円 |
年とく割2 | 5,580円 | 580~5,980円 | 6,300円 |
このほか、電話サービス「データ定額オプション」の定額料金も値下げする。これまで月額1,000円だった下限額を同日より580円に引き下げる。現在、データ定額オプションを契約しているユーザーは、2009年7月利用分より自動的に下限額を値下げされる。値下げ適用後の月額料金は以下の通り。
データ定額オプション | |
---|---|
改定前 | 1,000~4,980円 |
改定後 | 580~4,980円 |