アメリカン航空は8日、携帯電話やPDA(携帯電話端末)で受け取ったバーコードで搭乗ができるモバイル搭乗サービスについて、新たにラスベガス、アトランタ、ミネアポリス/セントポールの3空港でも利用が可能になったと発表した。これで同航空の"モバイル搭乗"ができる空港は米国内の6空港に拡大した。
電子搭乗券を受け取る方法は、PCやモバイルでアメリカン航空のウェブサイトにアクセスし、チェックインするが、その際、「携帯電話またはPDAで搭乗券を受け取る」を選択すると、搭乗券へのリンクが貼られたEメールが届く。この電子搭乗券に表示される2次元バーコードは、米国運輸保安局(TSA)のセキュリティー・チェックポイントやアメリカン航空のゲートで読み取りが可能で、保安検査や搭乗時に紙の搭乗券を提示する代わりにバーコードをかざすだけで、各種の手続きが完了し搭乗することができる。同サービスの詳細はこちら(英文)。
このサービスはすでに2008年末シカゴ、ロサンゼルス、オレンジカウンティの各空港でスタートしており、今回は"第二弾"となる。同社では「印刷した紙を提示する必要がなくなり、(お客様が)時間を節約できる」としており、今後数カ月の間にさらに利用可能な空港を増やしていく予定だ。