お笑いコンビ・バッファロー吾郎が結成20周年を記念して開催する1ヶ月連続興行『~バッファロー吾郎20周年~ガンガンいこうぜ! 1カ月31種類公演』(8月5日~9月4日 大阪・ABCホール)の発表会見が5日、吉本興業大阪本社で行われ、バッファロー吾郎の木村明浩、竹若元博が公演にかける意気込みを語った。

左から、バッファロー吾郎の木村明浩、竹若元博

20年間の活動の中で、精力的にお笑いイベントをプロデュースしてきたバッファロー吾郎。同公演では、吉本以外の事務所の芸人や著名人も参戦する大規模興行に成長した大喜利イベント『ダイナマイト関西』、小道具を使ったモノボケ一発芸バトル『バトルオワライヤル』など彼らが作り出した数多くのイベントを、毎日違う内容で31種類行う。バッファロー吾郎に縁のあるゲストも日替わりで登場。彼らのイベントでは常連のケンドーコバヤシ、友近ら"バッファローファミリー"をはじめ、東京からは東野幸治、タカアンドトシ、木村と竹若が「心の師」と仰ぐリットン調査団など多数のゲストが予定されているほか、『ダイナマイト関西』への出場を熱望しているというオードリーの若林、雨上がり決死隊ら"吉本印天然素材"のメンバーなども調整中という。

秘薬『オモシロクナール』(※中身はお菓子)で長期公演を乗り切る?バッファロー吾郎

前代未聞の"1カ月31種類公演"を行うにあたって「6、7年前からいつかできたらいいなと考えていた夢物語みたいな企画がやっと実現しました」と喜びを語る竹若は「3日目ぐらいで声がガラガラになってしまうかもしれませんけど、『ガンガンいこうぜ!』という気持ちだけは持って31日間の公演をやり遂げたい」と意気込みを。木村は「ゲストも100人は超えると思う。日程を調整しながらなので、ギリギリまで名前を出せないビッグネームのゲストもいますが、新日本プロレスのドーム興行のカード発表的に、チケットの売れ行きの様子見ながら徐々に出していこうかと(笑)」と格闘技ファンのバッファロー吾郎らしい戦略をぶち上げていた。

類似品の『ヨクスベール』も同時発売!

また、ハードな長期公演を乗り切る体力も試される2人。竹若は「かなり節制していかないと大変ですね。走り込みなりボイスレッスンを受けるなりして、イベントの後の飲み会も温野菜系にしていかないと(笑)。公演でやってることはお祭りですけど、生活の方はお坊さんみたいになっていくと思います」と超ストイック? なプランを披露した。一方、先ごろ“腰椎すべり症”と診断された木村は「"すべり症"なもんで(笑)、定期的にケアはしてます」と明かしたが、これに加えて「1カ月間おもしろいことを言う"笑いの体力"も必要になりますけど、そこはご安心ください! というのも、これを飲んで……」と懐からやおら取り出したのは小さな箱。実はこれ、木村のギャグでおなじみの、飲めばおもしろくなる薬『オモシロクナール』をバッファロー吾郎グッズとして商品化したもので、12日から発売され、公演会場でも販売するという。2人は「私は毎日3錠いただいております(笑)」(木村)、「味は飲みやすいようにラムネそっくりです(笑)」とこちらもちゃっかりPRし、爆笑を誘っていた。

なお、詳しい公演日程やゲストは、決定次第、バッファロー吾郎のオフィシャルサイトで随時発表。チケットは6月7日より一般発売される。