新たなる美肌の秘訣、「部屋トリートメント」
6月4日、リッツ・カールトン・ホテル東京に、ビューティースタイリスト兼モデルの仁香さんを中心とする5名の"美女軍団"が集結した。その正体は、ダイキン工業が2009年5月より始めている『うるるとさらら美肌推進プロジェクト』の一環として結成された「ぴ肌セレブ」隊だ。美容皮膚科・アンチエイジングの衣理クリニック院長 片桐衣理氏を交え、各自が自らの経験とこだわりから美肌を語った座談会が行われた。
『うるるとさらら美肌推進プロジェクト』とは、業界で唯一"加湿のできるエアコン"を販売するダイキン工業が、空気と湿度調整による「部屋トリートメント」を広くPRするためにスタートしたもの。「ぴ肌セレブ」隊は、ビューティースタイリスト兼モデルの仁香さんをリーダーに、美肌にこだわりを持ち、自らのブログで多くのファンに支持される人気美容ブロガー5名の、美肌への造詣が深いメンバーで結成されている。同座談会で、ダイキン工業の空調営業本部 事業戦略室の酒井茂孝氏は「『うるるとさらら』は誕生から10年を迎えるロングセラー商品ですが、近年になって加湿器の普及などの背景から、加湿による人の肌や喉についての影響が表現しやすくなってきました。『ぴ肌セレブ』隊は、空気環境が健康だけでなく美肌に役立つことを、さらに広く伝えていくために結成したチームです。本日はエアコンのことだけではなく、"美女が美女である秘訣"をじっくり聞いていただきたいと思います」と挨拶。
座談会で、司会から各自の美肌へのこだわりを尋ねられると、「お風呂で子どもを洗いながらパックをするなど、掃除中や料理中の時間を有効に使う"ながら美容"を続けている(仁香さん)」、「コラーゲンやヒアルロン酸ドリンクを飲む(杉浦さん)」、「パーソナルトレーナーの指導で運動をする(粟野さん)」などそれぞれのライフスタイルや嗜好に合わせた美容法が飛び交った。なかでも「お風呂あがりには化粧水をこれでもかというほど使う。とにかく、1に保湿、2に保湿!(木本泉さん)」「夜、化粧水のあとにクリームをたっぷり塗って寝る(仁香さん)」など、メンバーたちに最も意識されていたのが保湿。片桐氏は、「今は化粧品だけに頼るのではなく、食事や運動、サプリメントなど内側からのアプローチも併せて行う"内外からのケア"をするのが当たり前。でも、外からのアプローチが化粧品だけで終わってしまっている人が多いのでは。化粧品でカバーした肌のさらに外側にあるのが、"空気"なのです」と保湿と外部環境の関係を指摘。
「部屋のKY(空気が読めない)女性」が過半数?
ダイキン工業では、座談会に先立つプロジェクト発足の第一弾として、4月~5月に全国の10代~60代の女性1万4,304人を対象とした「空気と美肌に関する調査」を実施。それによると、部屋の空気が乾燥しているか、うるおっているかが察知できない"部屋のKY(空気が読めない)女性"が過半数にのぼることが判明している。一方で、「部屋の乾燥・湿気がお肌に影響あると思う」と感じる女性は90%以上を占めた。実際に部屋の温度や湿度を調整できている人はわずか20%と、多くの女性が部屋の空気をコントロールできていないという結果が明らかとなった。
片桐氏は「特に夏の間は、常にエアコンや紫外線に曝される、1年で最も空気環境が過酷な季節。これまで保湿といえば冬のイメージが強かったかもしれませんが、夏こそ、保湿に注意する必要がありますね」と喚起。「部屋の湿度が35%を下回ると、肌の水分が外に逃げてしまいます。一生懸命スキンケアをしていても、空気を意識しているのとしていないのとでは、5年後、10年後の肌に大きな差が出ると思いますよ」(片桐氏)と、部屋の湿度による美肌に対する影響の大きさを語った。
また話題は、男性の肌の悩みに。片桐氏は「最近では男性の間でも、身だしなみの一環として肌への意識が高まってきた」と述べ、「男性の肌は女性の肌より角質が厚く、皮脂が出やすいのが特徴。女性のようにフルコースの化粧品でケアしなくてもある程度は保てますが、乾燥すると肌が脂を出して湿度をキープしようとするので、特にエアコンによる夏の乾燥には気を付けたほうがいいでしょう」と男性に向けた美肌アドバイスも行われた。
最後に、ダイキン工業のイメージキャラクター"ぴちょんくん"に発表された座談会のまとめは、"美肌の秘訣は「部屋トリートメント」"。エアコン保湿が、肌トラブルに悩む男女の救世主となるかもしれない。