東芝ホームアプライアンスは4日、オーブンレンジの新製品「ER-G8」「ER-G7」を発表した。発売はER-G8が7月1日、ER-G7が7月16日を予定している。価格はオープンで、市場価格は、ER-G8が5万5,000円前後、ER-G7が4万5,000円前後と予想される。
ER-G8/G7は、ER-F8/F7の後継モデルとなる、ミドルクラスのオーブンレンジ。どちらも、庫内容量30Lの過熱水蒸気機能を備えている。ER-G8は、カセット給水式で、専用のヒーターも装備した過熱水蒸気発生機能を搭載しており、250°Cまでの過熱水蒸気を発生させることが可能だ。一方のER-G7は、角皿の溝部分に給水して過熱水蒸気を発生させる方式で、過熱水蒸気の温度調節などには対応していない。
新モデルの特徴となっているのが、「石窯オーブン」の高機能化。石窯オーブンでは、庫内の壁面に遠赤外線を発生するコーティングを施すことで、ドア側を除く5面からの万遍ない加熱を実現するというもの。新モデルでは、このコーティングを「遠赤・脱臭ブラックコート」とすることで、調理の際の遠赤外線効果だけでなく触媒による脱臭機能も追加された。これにより、食材のニオイが別の料理に移ることが防がれる。また、コーティングには、撥水性が高いシリコーンを従来の1.4倍含ませており、汚れも落ちやすくなっている。
さらに、新モデルではパン関連のメニューが充実。ケーキ、ピザなどの生地作りから、フランスパンなどのパン焼きメニュー、市販の調理パンの温めメニューなどを搭載したほか、ER-G8では、コースメニューに、焼き加減が難しい「メロンパン」も新たに追加されている。
型番 | ER-G8 | ER-G7 |
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レンジ使用時消費電力 | 1425W | |
レンジ出力 | 1000W(5分まで)/600W/500W/200W | |
オーブン使用時消費電力 | 1330W | |
オーブン出力 | 1300W | |
スチームヒーター出力 | 600W | - |
年間消費電力量 | 75.5kWH/年 | |
省エネ基準達成率 | 105% | |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 495mm×360mm×450mm | 495mm×350mm×450mm |
庫内サイズ(幅×高さ×奥行き) | 329mm×243mm×376mm | |
質量 | 16kg | 15kg |