日本ヒューレット・パッカードは4日、CO2削減による環境保護を呼びかけるWebサイト「Power To Change」日本語版を公開、同Webサイトと連動するウィジェットを配布し、環境保全に取り組む。

「Power To Change」は、同社が行う環境保護活動を促進するWebサイト。英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語版は既に公開されており、PCのアイドルタイムからCO2排出量を測定し、カウントすることで、ユーザー達にCO2やエネルギー削減を呼びかける。Webサイトは、2009年10月2日まで公開される予定。

Webサイトで配布されている「Power To Change」ウィジェットをインストールしたユーザーは、1時間以上のアイドルタイムがカウントされる。アイドルタイムがゼロのユーザーは、スコア100%の貢献度となり、1時間以上のアイドルタイムが発生すると貢献度が減少する。参加者のスコアは1日1回、Webサイト「Power To Change」へ送信できる。「Power To Change」では、世界中の参加者数と、CO2排出量、自動車、エネルギー使用量に換算した結果を確認できるほか、国別、地域別に貢献度を計ることも可能になる。

同社は、2010年までにデスクトップPCとノートPCのエネルギー量を2005年との比較において25%削減する目標を掲げ、18カ月前倒しで達成。あらたに2011年までに、10億キロワットの電力を削減する目標を設定している。

「Power To Change」日本語版