6月に結婚した花嫁は幸せになれるという「ジューンブライド」は、女性が憧れるイメージの定番だったが、最近は微妙な変化があるようだ。アイシェアが5月に調査した「ジューンブライドに関する意識調査」によると、「6月に結婚式を挙げたい派」が女性では35.2%にとどまる一方、男性では53.7%にのぼり、実際は男性に支持者が多いという逆転の結果となった。
同調査は、20代~40代のネットユーザー547名を対象に行われ、回答者のうち結婚式の経験者は34.9%、未経験者は65.1%だった。結婚式の経験者が、結婚式を挙げた月で最も多かったのは「5月」(14.7%)、次いで「10月」(12.0%)、「11月」(11.0%)、「4月」(10.5%)が10%台で続いた。気候の良い春・秋の人気が高いようだが、突出して集中する月はなく、1年を通じて各月に分散している。ジューンブライドにあたる「6月」は7.3%と7位で、40代で11.2%とやや多かったが、20代、30代ではそれぞれわずか1人という結果だったという。
ちなみに、結婚式で4つのサムシング(古いもの・新しいもの・借りたもの・青いもの)を花嫁が身につける習慣「サムシング・フォー」について、実践した結婚式経験者はわずか6.8%。ただし、結婚式未経験者のうち「6月に結婚式を挙げたい派」の55.1%はサムシング・フォーをやりたいと答えている。同社は「幸せになれるという言い伝えは、いくつでも重ねたいといった心境だろうか」と推察している。